色の心理的効果…その1、色の暖寒感は色相と関係しています。

色と心理

ある色を見て、「青」とか「黄」などと認識するだけでなく、「暖かそう」とか「涼しそう」と感じたり、その色のついている物を「柔らかそう」とか、「軽そう」と感じたりする場合があると思います。

色にはこのような心理的効果があります。

これは色の三属性や波長と関係しています。

 

*“暖色・寒色”…一番ポピュラーな心理的効果

色の暖寒感は色相と関係しています。

これは色の心理的効果の中で一番ポピュラーなものです。

 

多くの場合、赤、オレンジ、黄などは暖かく、青や青緑などは冷たく感じられます。

暖かく感じられる色を暖色、冷たく感じる色を寒色と呼びます。

それ以外の暖かくも冷たくも感じられない紫や緑などは中性色と呼びます。

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PCCSの色相環では(上の図の数字と色を参照)

1~8までを暖色系

13~19までを寒色系

それ以外の

9~12と20~24を中性色系と位置付けています。

暖色系の中で最も暖かく感じられる色相は“6・5・4”のオレンジ系

寒色系の中で最も冷たく感じられる色相は“18・17・16”の青・青緑系になります。

また、無彩色である白、灰色、黒には「色相」という色みはありませんが、暖かい、冷たい、どちらの感覚を感じるかというと、冷たく感じられる色の方に属すようです。

 

 

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*“進出色・後退色”…距離に影響する心理的効果

例えば、赤い車と青い車を離れた位置から見た時に、実際は同じ距離にあっても、赤い車の方が青い車よりも近くにあるように見えます。

このように実際には同じ距離に置かれていても近くにあるように見えたり、遠くにあるように見えたりする色を進出色、後退色といいます。近くにあるように見えるのが進出色、遠くにあるように見えるのが後退色です。

 

距離の判断も色相が関係しています。

色の暖寒感と似ていて、暖色系は近くにあるように見え、寒色系は遠くにあるように見えます。

もう少し詳しく説明すると、距離の判断は「波長」が影響しています。

長波長(赤、オレンジ、黄など=暖色系の色)は近くにあるように見える「進出色」、短波長(青、緑みの青、青紫など=寒色系の色)は遠くにあるように見える「後退色」です。

色相(波長)の心理的効果です。

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ここまで、色の心理的効果の中で「色相」が関係しているものを説明しました。

 

色の心理的効果に関係するものは、はじめにも説明しましたが、色の三属性が関係しています。

 

次回は三属性の中の「明度」と「彩度」が関係する心理的効果について、説明します。

 

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