色をうまく使って、人からの印象や自分の気分をアップさせる術として、カラーセラピーというものがあります。
この、色のもつパワーや特徴、イメージをメイクやファッションのコーディネートに取り入れると、自分をなりたい自分にみせたり、人に良い印象を持ってもらえたりと、思った通りの効果を出すこともできます。つまり色にはプロデュース力があるのです。
今回は10色の特徴をあげてみたいと思います。
まずはパワフル系の3色です。
- 赤…情熱的、パワーにあふれる色です。健康増進や活性作用もあるので、元気が欲しい時に取り入れるとよいです。ただし攻撃的なイメージもあるので、パワーがありすぎる人は控えめに使ってください。
- オレンジ…社交性とコミュケーションの色です。食欲増進の効果もあるそうです。マイナス面は自己中心的なイメージ、派手で目立つ色なのでTPOや色の分量をうまく調節して使ってください。
- 黄…好奇心旺盛になれる色です。独創的でユーモアセンスにあふれ、表現力が豊かなイメージです。好奇心旺盛なのが災いして、わがまま、幼稚な印象を与えることもあるので、しっかりものに見られたいときは避けた方がいいかも知れません。
次は落ち着いた印象の3色
- 緑…協調性と礼儀正しさ、うまくコミュニケーションをとれる色とされています。
うまくファッションに使うとおしゃれな印象になります。色としては自然体、安心感を与える色です。マイナスイメージとしては協調し過ぎて八方美人ととられたり、自己主張にかけ平凡に見られたりという面があります。
- 青…まじめで知的な色です。鎮静効果があります。内向的、保守的な側面もあるので、気分が落ち込んでいるときは、別の色にした方がよいかもしれません。
- 紫…感受性や美意識を豊かにする。●薄紫はリラックス効果。どちらも使いすぎると自意識過剰、ナルシストに見える可能性があります。
残り4つは…?
- ピンク…恋を呼ぶ色といわれ、女性ホルモンの働きを活発にします。優しさ、細やかさなど女らしいイメージです。ただし女らしさが強くなると、依存心が強くなったり、嫉妬深くなったりするので要注意です。
- 水色…優しくて清楚、従順な雰囲気の女性に見られます。冷静な洞察力が発揮できる色でもありますが、裏目にでると内気さ、用心深さ、保守的、ナイーブなイメージになります。
○白…清潔感、ピュアな色です。前向きで理想が高い印象にもなります。身につけると顔色は明るくなりますが、似合わないと膨張して見える場合もあります。また潔癖すぎ、ヒステリックな面として印象に出ることもあります。
- 黒…基本的にすべての光を吸収してしまうのでネガティブな色と考えられています。使い方次第でカリスマ性を出すか、個性を消すか極端な色です。身につけると顔色は暗くなりますが、似合えば引き締まったシャープな印象になります。
いかがでしたでしょうか?
色にはプラス面とマイナス面、両方あります。使い方を間違えると思わぬ逆効果になる場合もありますが、その日の自分の気分や体調と相談しながら、思い通りの自分をプロデュースしてみてください。
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