色が変わった?…色の見え方が変わるのはなぜ?

色・光

 

色が見えるためにはいくつかの条件が必要ですが、それぞれの条件が変化すると色の見え方も変化します。


お店で見た時はおいしそうに見えた肉が、家に帰って見るとなんとなく違って見えたり、室内では黒に見えていた洋服が外に出たら紺色だったり、なんていう経験はありませんか?

この現象はそれらを照明する光が異なっているために生じています。

光は電磁波の一種ですがその光に含まれている波長の成分は光源の種類によって異なります。太陽光、蛍光灯、電球、LED照明など、同じような白色の光ですが、含まれている波長の成分が違うのです。

このような照明の違いも含め、色が変わって見える要因は主に下記のことが考えられます。

スポンサーリンク

1.(光源)…物(物体)が同じでも、光源が変わると色が変わって見えます。

光源に含まれている波長の成分が違うため、物体に光が当たった時に吸収、反射(または透過)する波長の量が違うからです。

 

2.物(物体)…ある照明の下で同じ色に見える複数のものは、光源が変わるとそれぞれ違う色に見えることがあります。

光源の成分が同じでも、物の性質が違えば、波長を吸収、反射(または透過)する量が変わるからです。

 

 3.眼(視覚)…光源と物体が同一の場合でもそれを見る人によって見え方が変わってくる場合があります。

色の見え方にはそれぞれ多少なりとも個人差があるといわれています。視覚が正常とされている人ではそれほどの差異はないのですが、年齢とともに視力に変化が現れてきます。

観察者によって色の見え方が違う可能性はあります。

 

このように色の見え方は色を見るための要素が変化すれば変わってきます。

上記以外にも色が変わって見える原因があります。

4.背景の色が違う場合…背景が白か黒か(明るいか?暗いか?)や赤か茶色か(鮮やかか?くすんでいるか?)によっても色は変わって見える場合があります。

これは2色の色が影響しあう色の対比という現象です。

 

 5.色の大きさが違う場合…全く同じ色でも面積の違いによって色が違って見えることがあります。これは面積が大きくなると小さい色に比べて明るく鮮やかに見える面積効果というものです。

 

6.方向が違う場合…車などの色で見る角度が違うと色が変わって見えることがあります。これは透明感や金属感のある色によく見られますが、光の干渉効果によるものです。また、光が当たる方向によっても、見え方が変わってしまう場合があります。

 

このように色の見え方はさまざまな要因によって変わってきます。

色を正しくはかる場合はそういった要因が一定になるよう配慮する必要があります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました